税理士試験の受験資格

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税理士試験には受験資格が必要ですが、いろいろな条件があります。大学卒業者、大学在学中、専修学校の卒業者や職務経験のある方などこと細かいですので、かみくだいて説明します

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大学卒業者の資格

まずは大学卒業者です。といっても法学部、商学部、経営学部、経済学部を卒業していれば、それで資格が得られます。その証明として卒業証明書が必要になります。ではそのほかの学部ではだめなのかといいますと、全然そんなことはありません。

工学部や農学部、理工学部、文学部を卒業していても、在学中に法律学か、もしくは経済学の授業を受けて単位を1つ以上もらっていれば、資格が得られます。法律学とは、刑法・民法・刑法・商法・行政法・労働法などのことをいいますね。その他にも無体財産法とかありますけどもそれはどうなの?という疑問はあるとおもいますが、国税局の人事第二課の試験担当の方に問い合わせたほうが早いと思います。

経済学も同じです。経済学とは、財政学とか会計学、簿記学や金融論などのことをいいますが、これは経済学の範囲内に入るの?という疑問については、問い合わせですね。

法律や経済以外の大学卒業者の資格

大学在学中にも資格は得られます。ただし大学3年以上通っている人ですね。2年生はダメですね。それで62単位取得が条件です。それは法律学かもしくは経済学関係で62です。法律や経済学がそんな62も無いよーという学生であれば、一般教育科目・保険体育・外国語科目といった科目を含むことを認めております。もちろん法律学や経済学も含まれなければいけません。その場合は36単位以上です。証明するものは成績証明書です。

専修学校卒業者の資格

大学ではなくて、専門学校を卒業している方もOKです。条件は2年以上で、合計1700時間の授業を受けた者です。もちろんやっぱり法律学かもしくは経済学部を1つ以上履修したひとです。提出書類は成績証明書のほかに課程証明書が必要です。

そのほかの税理士試験の資格

そのほかとしては、司法試験に合格した人、公認会計士試験で短答式の試験に通った人、簿記試験1級取得者、会計士補の資格を持っている人などが試験受けることができます。常識的にも考えてそうですね。

職歴で資格取得

また職歴でも試験資格を得られます。事務・業務を3年以上の方です。司法書士や行政書士や社会保険労務士などの業務経験があったり、個人で会計の業務や事務をしたことのある人、などなどですね。提出書類としては職歴証明書が必要です。職歴証明書にはきちんとした様式がありますので、かならず指示通り記載しましょう。