尾花のうなぎ

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東京においしいうなぎ屋さんといえば南千住の老舗として知られる「尾花」です。南千住というと都心でもあまり話題にはならない場所ですね。しかしです。この場所にとてもうまいうなぎ屋さんがあるのです。というわけで、この「尾花」のうな重は絶品として広く知られている待ち時間必須の名店です。

うなぎのおいしさは昔から

鰻重をオーダーすると、うなぎをさばく所から始まります。ですから待つこと30分から45分ぐらいはかかります。出てきた鰻重は完璧なほど仕上がっていると思うほどの美しさ。口に入れれば、とにかくやわらかくてふわふわで口の中でとろけるような感じです。

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逆に言うと歯ごたえさが欲しいひとには物足りないかもしれませんね。生臭さはありません。たれに関しては、人によって好みがあるので断定はしませんが、しつこくなくて、甘くも辛くも無いちょうど良さだと思います。

要するにバランスがとてもいいのです。ある方は20年ぶりに入ってみたら昔の味と変わらなかったらしいです。すばらしいですね。

尾花でうなぎ好きになったとも

そういえばうなぎに限らず名店といわれる店は、バランスが良いです。改めてそう思いました。うなぎがあまり得意ではなかった人が、うなぎ好きになってしまった、という話もあるくらいです。うな重のお値段は小さいほうから2800円、3500円、5000円。さすがな値段ですが、一度でも行く価値はあります。

尾花のうなぎをぜひ

最寄りの駅JR南千住駅から8分。もしくは三ノ輪駅から10分ほどです。商店街にあるのではなく、線路沿いの細い道を歩いたところです。売り切れたらその時点で閉店のようです。定休日は月曜日。団体や家族、友達同士でもいいし、カップルのデートとしての食事でも最適に思います。店内は下町の居酒屋のような独特な雰囲気です(南千住は下町ですけどね)。入れ込みの大部屋ですからね。昭和のにおいがする、なんて言う方もいます。大部屋が苦手なんて方はちょっと注意かもしれませんね。それと基本的には全面禁煙という点は喫煙者の方には注意です。

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