カニといえば、料理や北海道の食べ放題の話題などが先行しがちですが、食べるだけはありません。カニを飼育するのはどうですか?育て方、飼い方など、その飼育方法や餌についての情報紹介です。
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つかまえてきたカニを家で飼ってみたかったら、まずどんな種類なのか調べてみましょう。川岸で捕まえたカニと海で捕まえたカニとでは違うのは想像に難くありませんが、半陸生なのか半海生なのかでも飼育方法は違ってきます。それぞれあった育て方が必要です。カニをうまく育てつづけられたら、脱皮もみられます。そうなればもう上級者ですね。
カニは基本的に雑食ですが、魚やイカの切り身とか貝、ミミズなどがいいですね。やってしまいがちなのですが、鮒や鯉と同じようにパンくずを与えるのは意味がありませんね。だいいち水が汚れてしまいますから、感心しません。
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小さな子供さんが、海からカニを捕まえてきてしまって、2日か3日後に海へ返そうする間、どうすれよいのでしょうか。まず大きな容器を用意して水に食塩を加えたものでいいでしょう。濃さは3%ぐらい。もうちょっと期間が欲しい場合であれば、難しい場合は、ペットショップなどで売っている「人工海水の素」などを買ってきて、代用するとよいでしょう。水道水に食塩というのは実はあまりよくないのですが、2日ぐらいだったらいいでしょう。すぐに海に返してあげましょう。
カニと小さな魚と一緒の場所は避けましょうね。サワガニとめだかを一緒に飼っていたら、めだかが食べられてしまいます。どうしても魚と飼ってみて優雅な風景を楽しみたかったら、テンジクダイやハゼ、メギスなどはどうでしょうか?
カニは越冬をさせることができます。たとえば比較的飼育が容易な陸生の「アカテガニ」や「ベンケイガニ」は室内で越冬させることができます。
カニの飼育については「ぱんさのカニのいる生活」という素晴らしいサイトがありますから、より詳しい事に関しては参考にされるといいです。(ttp://www.mirai.ne.jp/~panther/kani/) ちなみに、小話としてアサリやハマグリを買ったときに、ちいさなカニを見つけたことのある方が多いと思いますが、あれはピンノという貝に寄生するカニなのです。これは飼育するのはまず不可能ですね。