2級建築士の受験資格

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2級建築士は人気のある資格です。資格を取得した後は設計事務所を始める方など、独立する人が多いです。そんな受験資格について実務経験などを中心にお話します!

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2級建築士の受験の条件

2級建築士の試験は「学科」と「設計製図」の2つに分かれます。設計製図試験は学科試験を合格しないと受けられません。というわけで、学科試験を受けるわけですが、そのためには受験資格がないと受けられないわけですが、以下その条件です。

1.大学もしくは高等専門学校の建築課程を卒業。実務経験は不要。
2.大学の土木課程を卒業後、実務経験1年以上
3.高等学校の建築と土木過程を卒業後、実務経験3年以上。
4.義務教育を終了してから、実務経験7年以上。

4は、大学や高校などの建築・土木課程出身者でない人でも7年以上の実務経験があればOKということ。普通科の高校を卒業してから受験できるのは26歳ぐらいという計算になります。

受験資格でいう実務経験とは

実務経験の期間は、本試験の前日までの期間のことをさします。最近は実務経験の内容について調べられるようになったといわれます。要は建築に関する実務の経験があるかどうかです。

設計事務所や建設会社、工務店などで、建築工事の監督管理の仕事、要するに現場の現場代理人などの仕事に携わっていないといけません。設計業務とか工事の業務をしていなければならないわけです。建築現場のことに関して実際に仕事した、というのが実務経験です。建築会社に勤めているからといって、経理や総務、コンピューター関連はNGということになります。営業マンというのも認められないようです。

現場へ打ち合わせにいく、というのは建築実務には入らないようです。営業は顧客の窓口であったり、受注や販売を主に担当するので建築業務とは違いますよね。建築物を設計するとか監理したりするのと営業活動は別ですね。前述どおり、大学の建築科卒業後はすぐに受験資格を得られるわけですが、ちなみによく言われることとして、大学出たばかりの人が短い期間の実務だけで受験資格を得られるのはおかしい、という意見も多いです。

そのためでしょうか受験資格の見直しの動きもあります。確かに義務教育卒業後の7年の実務経験者と大学卒業後の人とでは、なにかと雲泥の差があるように思うのですが?どうでしょう。仕事経験と学問経験は別であるというのは、多くの社会人が感じることだと思われます。大学や高校での建築知識が役に立たないと言う意味ではありません。誤解なきようことわっておきます。